チューニングとは調音のことです。
ピアノで言えば調律、ギターなら調弦とも言います。
ギターの各弦の音程を「あるべき音程に調節する」ことです。
なぜ、チューニングをするのか?
チューニングしないと、そもそも楽器として
成立しないからです。
だって、どこを押せばドがでるとか
どこを押せばレがでるとか、決まっていなければ
演奏なんてできません。
だから、まずもとになる音程に
各弦を調節します。
ギターなら、ペグを巻いて音の高さを調整します。
では、どうやってするのか?
今の時代は、ふつうチューナーという機械を使います。
↓こーゆーやつ
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機械が自動的に音を判別して、
ベストな音程になるようにガイドしてくれるので
自分の耳に頼らずとも、調音が可能です。
だから安心して初心者でも調音できます。
なお、その昔は、チューナーなんて便利なものがなかったため、
音叉というアナログなツールでチューニングしてした。
音叉はこれ
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これ、どうやって使うかというと、
まず、これを机とかにかるく叩きます。
すると、金属音がなって、A(ラ)の音が出ます。
それと、ギターの5弦の5フレットのハーモニクスを
合わせます。
その後、その音を基音に各弦を合わせていく、
という方法です。
つまり、機械的に合わせられるのは5弦だけなので、
あとは、自分の耳がたよりな方法です。
初心者のうちはユニゾンしているかどうかが
判断できないので、どうしてもこの方法だと
誤差が出ます。
それにライブ会場とか周りがうるさい環境では
そもそも適さないですからね。
なので、基本はチューナーを使うと覚えておきましょう。
僕は、部屋でアコギをチューニングするときなんかには
音叉で手軽に合わせる、なんてことをします。
また、これはある程度上級者向けの話ですが
誤差何ヘルツとかのレベルの部分は、
チューナーより自分の耳を頼りに微調整したほうが
よりきれいに調音できます。
機械のゲージではどうしても、安定しない部分が
でるので、全体の調和を最後に自分の耳で確認するべきです。
ちょっと職人技的な世界ですけど。
なお、具体的なチューニングの方法については
以下の動画がわかりやすいです。
というわけで、今日はチューニングについてでした。