今日はギターの弦について説明します。
ギターは6本の弦楽器。
まぁ、こんなことはご存じのとおり(笑)
ですが、意外と弦について知らない人も多いようです。
特に初心者は、楽器屋さんにならぶ弦の種類の多さに
圧倒されます。そして、テキトーにめについたものを
購入してしまいがちですが、、弦は重要です。
弦を変えるだけで、音から上手さまで変わる可能性があります。
そこで、今日は弦を選ぶポイントについて
説明します。
■弦を選ぶポイント。
弦の太さです。
まず、太さです。
ギターの弦は1弦から6弦にかけて
太くなりますが、同じ1弦同士でも
メーカーや、種別によって異なるのです。
一般的には、
009-.042から、010-.046くらいの物が人気です。
これは、0.09ってのは、0.09cmって意味です。
要するに、009-.042なら、1弦と6弦がそれぞれ
0.9mmから42mmの太さの弦のパッケージ
という意味になります。(2弦・3弦など間の弦も
パッケージの裏とかに記載があります)
で、なぜ太さが異なるかというと
弦を張った時の弾きやすさや音が
微妙に変わるので、好みによって
選べるようにラインナップされているわけです。
細い弦のほうが、より小さい力で押さえられます。
そして、チョーキングをするときも
より軽い力で音を持ちあげられます。
速弾き系やメタル系のギタリストに好まれやすいのが
細いタイプの弦です。(ライトゲージと呼んだりします
一方、太い弦にもメリットがあります。
それは、音が太くなる。また安定するということ。
細いと、簡単に押さえられる反面、ちょっとの力の差で
弦が微妙にチョーキングした状態になります。
少し音程があがってしまうんですね。
太いことで、テンション(弦を張った時の張力
が強いので、そのほうが弾きやすく感じる人もいます。
なお、ブルース系のギタリストや
豪快なプレイをするハードロックギタリストに
太めの弦を好む人が多いです。
有名なのは、ザックワイルドとかですね。
かれは11~70みたいな、やたら太い弦を使い
さらにレスポールのブリッジのに巻きつけるような
貼り方をするので、とんでもなくテンションが
キツイと思います。(張ったことないですが・・・
初心者であれば、弦が太いだけで挫折の可能性が
あがると思うので、最初は細い弦をお勧めしています。
ライトゲージとかスーパーライトゲージて
書いているやつです。
なお、メーカーによっても音が若干変わります。
聞き分けるのは結構難しいですが、有名な弦は
一度は張ってみて、自分にあった弦を探すといいですね。
まず、有名なのはERNIE BALL(アーニーボール)
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あとは、D’Addario (ダダリオ)
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ぶっちゃけ、エレキの世界では
この2つのメーカーがほぼシェアを
とっているかな。
他のメーカーは好みに応じてつかう感じです。
なお、以下の個人的に以下の弦がおすすめです。
Elixir (エリクサー)
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これ、1セットの値段が、
普通のメーカーのものの2~3倍するんです。
で、なぜ、そんな高いかというと、
弦が長持ちするんですね。
つまり、貼り換えサイクルが長くなるので、
結果的にコスパがよかったりします。
なにより、弦を貼りかえるという面倒くさい作業を
減らせるのが嬉しいです。
面倒くさがりの僕はもっぱらこれです(笑)
プロの友人もこれ愛用してますし、
愛用者多いです。
参考にしてみてください。